ichita
今日は、子どものための世界文学の森32「フランケンシュタイン」を読んだよ!
子どものための世界文学の森32「フランケンシュタイン」はどんなお話し?
パパ
子どものための世界文学の森32「フランケンシュタイン」はどんなお話しですか?
フランケンシュタインはね、怪物の名前じゃないよ。怪物を作った博士の名前だよ!
イチタ
肝心なところも、ちゃんと分かっていました。
フランケンシュタインとは、怪物を作った博士の名前です。
パパ
フランケンシュタイン博士はなんで怪物をつ食ったのかな?
科学のため!科学者だから
イチタ
博士は科学者としての探究心を抑えきれず、生命の謎を解き明かし、新たな生物を作ることに成功します
出展 : 子どものための世界文学の森32「フランケンシュタイン」- P.39
でも、博士は怪物を捨てちゃんだよ
イチタ
新たな生命を作ったものの、博士はその姿に恐れをなし手放してしまうのです。
パパ
それでどうなるのかな?
あのね、博士の周りの人がね、順番にね
イチタ
それから、博士の身の回りに身の毛もよだつ恐ろしい事件が巻き起こります。
最後は北極まで行くんだよ。
イチタ
博士は、失踪した怪物を追って、瀕死になりながら北極圏を渡るのです。
出展 : 子どものための世界文学の森32「フランケンシュタイン」- P.125
自分で創造した怪物に苦しめられ、その決着をつけようとする博士。
最後はどうなってしまうのでしょうか。
パパ
ところで、いちたは怖くないの?この本。
怖くないよ!
イチタ
いつもおばけの本ばっかり読んでるからね。
子どものための世界文学の森32「フランケンシュタイン」のさいてん
「子どものための世界文学の森32「フランケンシュタイン」」のさいてん
お話しのよさ
(4.0)
おもしろさ
(4.0)
読みやすさ
(3.5)
ぜんぶで
(4.0)
それなりに厚みのある本でしたので、少し読むのに時間がかかりましたね。
子どものための世界文学の森32「フランケンシュタイン」について、さいごにパパからも
原作の「フランケンシュタイン」が発行されたのは、1818年です。19世紀の文学作品ですね。
当時は科学の発展に夢見た時代。
科学の過剰な発達、過度な期待がもたらす悲劇を警告すると言う意味で、画期的な作品だと思います。
その後「フランケンシュタイン」は何度も映画化され、そして娯楽化されてしまいました。
子どもたちには、作者の訴えたかった「フランケンシュタインと怪物」 ( 原題 : フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス) の内容を理解してもらい、そして考えてもらいたいものです。
この本は、子ども向けにやさしく編纂されており、簡単に読むにはうってつけかと思います。
パパ
もう少しおばけを怖がっても良いよ…